本日は、第3章 「複合構造図」の最後のセクションです。
実際の構造図で最もよく使用されるカプセル化クラスを定義します。
また、ポートに設定出来るトリガーと、呼び出しアクションの関係を示すメタモデルを紹介します。
3−3−4 カプセル化クラス
図09−05
カプセル化分類子が持つポートを所有する性格を継承したクラスです。
複合構造図中のクラスは、この形で拡張されており、ポートを持つことが可能です。
定義はいたって簡単で、前回解説しましたカプセル化分類子を単にクラスに特化したものになります。
3−3−4 呼び出しアクションとトリガー
図09−08
トリガーは、特定の振る舞いを呼び出すきっかけとなるイベントを意味します。
ポートに対し指定することができます。