本日は、ポートのメタモデル図についてです。
通常の複合構造図でよく使用するカプセル化クラスは、特化の階層で言うと、
分類子 → 構造化分類子(第25回で解説) → カプセル化分類子(本日解説)→ カプセル化クラス
の順で、特化されて行きます。
そして、構造化分類子とカプセル化分類子の違いは、一言で言うと「ポートを持つ」という性質があるか無いかの差です。
3−3−3 ポート
図09−04
ポートを持つ分類子をカプセル化分類子(EncapsulatedClassifier)と呼びます。ポートを所有する性質以外は、元の構造化分類子と全く同じです。ポートには、インターフェースを付けることが可能です。