本日は、言語アーキテクチャについて概説したいと思います。
世の中には、様々なコンピュータ・アーキテクチャがありますが、その大部分はレイヤー構造・階層構造を持っています。
UMLも例外ではありません。4層からなる階層構造を持っています。
2−2 言語アーキテクチャー
レイヤー構造
先に述べましたメタモデルには、さらに上位の構造、メタメタモデルが存在します。(図2−3参照)
図2−3
メタモデルを持つ言語は、UMLだけではありません。
JavaやCWMなどにもメタモデルが存在します。
そして、それぞれのメタモデル図を統一する場として、メタメタモデルが存在します。
このレイヤーのことを、メタメタモデルレイヤーあるいはM3レイヤーまたはMOF(Meta Object Facility)レイヤーと呼びます。
なお、M0レイヤーのことを、別名データレイヤーと呼び、M1レイヤーをデータレイヤーの上であることから、メタデータレイヤーと呼ぶこともあります。