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2006年4月17日月曜日

UML中級講座 第11回 言語アーキテクチャ

本日は、言語アーキテクチャについて概説したいと思います。
世の中には、様々なコンピュータ・アーキテクチャがありますが、その大部分はレイヤー構造・階層構造を持っています。
UMLも例外ではありません。4層からなる階層構造を持っています。

2−2 言語アーキテクチャー
レイヤー構造

先に述べましたメタモデルには、さらに上位の構造、メタメタモデルが存在します。(図2−3参照)



図2−3
メタモデルを持つ言語は、UMLだけではありません。
JavaやCWMなどにもメタモデルが存在します。
そして、それぞれのメタモデル図を統一する場として、メタメタモデルが存在します。
このレイヤーのことを、メタメタモデルレイヤーあるいはM3レイヤーまたはMOF(Meta Object Facility)レイヤーと呼びます。

なお、M0レイヤーのことを、別名データレイヤーと呼び、M1レイヤーをデータレイヤーの上であることから、メタデータレイヤーと呼ぶこともあります。