複合構造図とインタラクション図
複合構造図が導入されるまではクラスは単純な形をしていましたので、必然的にインタラクション図も単純ですんだのですが、UML2.0以降になって、インタラクションに内部構造を持った分類子が参加して来るようになり、表記も変わってきました。
パート分解
パート分解は、生存線の内部構造を表現するインタラクション・ユースの特殊形で、コネクタブル・エレメントがインタラクションの参加者として登場します。
(コネクタブル・エレメントは、複合構造図の開設時にほんの少し触れましたが、コラボレーションは、コネクタブル・エレメント間の関係として定義されます。)
図C11は、パート分解の例で、(a)で AC_UserAccessと言う名前のパート分解を呼び出しています。
図(b)のp1とp2は内部のコネクタブル・エレメントを表し、そして、直接"Please Enter"と言うメッセージをインタラクション・ユースの外側に送信しています。
(参考: この様なフラグメントを、エクストラーグローバル コンバインド・フラグメントと呼びます。)
図C11