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2010年9月21日火曜日

バブルの遺跡

筆者がまだ子供の頃「戦争を知らない子供たち」という軽薄な、いかにも団塊世代狙いのタイトルの歌が流行った事があります。
 最近は、それに対抗して、日本経済のバブル崩壊後に生まれそだった「バブルを知らない子供たち」と言う言葉があるそうです。
バブルと言う現象は、いくつかの経済的条件がそろった時に見られる現象だそうで、歴史的には日本以外でもあったそうですが、そんなに長くは続かないと言う点で各国共通です。
筆者はバブル全盛の頃は20代で、ほとんど恩恵を被ることが無かったのですが、それでも何度か銀座の高級クラブで取引先の接待を受けた事があります。
当時は、値段の高いものから順に売れて行った時代ですので、質実はともかく接待費は相当かかったと思います。

時代は変わり、銀座の高級クラブはかなり消えたそうですが、しかしながら、さほど残念と言う気持ちにはなれません。
高級クラブで美女にお酌されるよりも、可愛い女の子と水族館に行ったり、お好み焼き屋で彼女とお好み焼きを分け合って食べてる方が、百万倍も楽しい事は間違いありません。

筆者は仕事上、フランス系の人間とつきあう事が多いのですが、先月フランス系カナダ人と電話で話をしている時に(ちなみにスカイプを使用)、夏休みの話になってお互いのプランを紹介し合いました。
彼は、夏休みは家族を連れてイタリアの○×△▼湖畔(聞き取れず)へ行くと言います。
なんでもローマ時代からの保養地で、ローマ時代以前の遺跡もごろごろしているそうです。
もっともバブルが崩壊してここ数百年は寂れてきているが、そこが良いともいいます。
筆者も一度、ローマ時代のバブルが崩壊した保養地でフランス式のバカンスをやってみたいものです。