昨日、お話しました物作りに強く関係しますが、OMGでは現在、組込み系の資格試験であるOCRESの準備をしております。
組込み系の試験と言っても、現在様々なものが実施もしくは実施予定されていますが、OCRESは、基本的にアーキテクチャ中心の試験であり、他の試験のカバレッジとは、ほとんどかぶりません。
良く言われるように、システム開発は、複雑度が増すにつれて、次のような3段階を経ます。
1)コーディング中心、コーディングが全ての世界
2)デザインが必要な段階、デザインの良し悪しが重大なインパクトを与える
3)アーキテクチャ的アプローチが必要な段階、アーキテクチャが品質を決めてしまう段階
そして、OCRESは、2)と3)の段階のデザイナーやアーキテクトに必要な能力を評価する試験です。
入場/出場ポイント
入場ポイント、出場ポイントは、図D18の(a)や(c)のように、ステートマシン図やコンポジットステートの境界線上に描き、入場もしくは出場の遷移を表します。
また、図D18の(b)や(d)の様な書き方も許されます。((a)と(b)、(c)と(d)は等価です。)
図D18