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2006年11月3日金曜日

UML中級講座 第99回 フォークとジョイン

随分前になりますが、このブログで、Intel Macのお話をした事がありました。
その時に、モバイル用のPHSモデムがIntelMacに対応しておらず、オフラインの状態になってしまったと書きました。
実は、筆者もそのことをほとんど忘れていたのですが、先日お会いしたある方に、その後どうなりましたかと聞かれ、多少はこのブログの読者のお役に立つのではないかと思い、後日談をお話したいと思います。
と言うのも、その方も、IntelMacとPHSモデムの問題に直面し、ネットで解決方法を検索しているうちに、偶然このブログを発見し、それ以降、時々覗くようになったそうあり、他にもそう言う方が多そうな気がします。
ネットの統計資料を見ると、各種サーチエンジンで、IntelMacとかPHSモデムの名前で検索した結果、このブログにたどりついたと言う方が、筆者の事前の予想を超えて、結構いらっしゃいます。

さて、IntelMacとPHSモデムAH-F401Uの問題ですが、モデム側でIntelMacをサポートする気配がないため(本日再度確認したのですが、サポートはまだのようです)、結局、このモデムを使うのをやめ、手持ちのPHS電話WX300KをパソコンにUSB接続して使っています。
こちらも、実はメーカーやキャリアの正式サポートがある訳ではなく、個人の方がネット上に公開されているドライバーを見つけて、ダウンロードして使わせてもらっています。
この個人のサイトへ直接リンクを張るのは憚れるのですが、ネット上で検索して行くとすぐに見つかると思います。
公式なものでもサポート付きでもないのですが、何の問題もなく、非常に良くできたソフトだと思います。改めて、作者の方に感謝申し上げます。(と言っても、作者の方は、このブログを見てないと思いますが。)

フォークとジョイン

フォークとジョインは、アクティビティ図でも同じ記号、同じ名称で使われていますので、直感的にも捉えやすいと思います。

フォーク

フォークは、入力側の遷移を、複数の直交領域、即ちコンポジット・ステートの異なるリージョンへの遷移に
転換します。
出力側には、ガード条件やトリガーを付ける事はできません。

ジョイン

複数の直交領域からの遷移をまとめます。入力側にはガード条件やトリガーを設定する事は許されません。



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