随分前ですが、本ブログで、組込みのためのソフトウェア工学教科書の翻訳者を募集した事がありました。
その後かなりの紆余曲折がありましたが、いよいよ来月7月に(株)アイ・テックより、「第一巻、基礎編」が出版される事になりました。邦題は、「組込みシステムのためのソフトウェアエンジニアリング(基礎編)」です。
本書は、ジム・クーリング氏の世界的名著「 Software Engineering for Realtime Systems」 のパート1に当たり、非常に基本的な分野がカバーされております。
本書の出版に当たり、2時間ほどの無料セミナーを、(株)日立情報制御ソリューションズ様のご好意により施設をお借りして実施する事になりました。 ( 詳しくは、UTI社のホームページ( http://www.umlcert.org )を、ご参照ください。)
また、書店の店頭に並ぶのは、店舗や地域によってかなりばらつくと思われますが(恐らく8月以降?)、上記ホームページでセミナー申し込みと同時に購入予約をし、セミナー会場で受け取る事も可能です。
また、さらに本書をソフトウェア工学のテキストとしてご活用頂く事をご検討頂きたく、本書籍を教科書とした演習中心の標準的な演習セミナーを開催致します。
Aコース: 分析中心 2日間
Bコース: 設計中心 2日間
両コースとも、題材を組込み分野から取り、基礎的なオブジェクト指向分析設計をテーマとしますが、オブジェクト指向以外の他の手法も比較検討と補完の為に使用致します。
企業、学校等で、組込み系のソフトウェア工学の適切な教科書を検討されておられる担当者の方がおられましたら、ぜひご参加をご検討ください。(前提資格として、UMLの簡単な読み書きが出来るレベルを想定しております。(OCUPファンダメンタル取得レベル相当))
このセミナーの申し込みも、上記UTIのホームページから行える予定ですので,一度覗いてみてください。
UTIでは、合わせて、
C: OCUPインターミディエート対策講座
D: OCRES インターミディエート対策講座
E: OCRESインターミディエート水準の設計講座
の各コースも予定しております。