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2006年5月22日月曜日

UML中級講座 第35回 コンポーネントの理解

4ー2 コンポーネントの理解


4−2−1 役割レベルのコンポーネント図

先に述べましたようにコンポーネントはカプセル化クラスのサブクラスであり、内部にコラボレーションを表現できます。
そして、インスタンスレベルでの詳細化や、パートやコネクタを使用して役割レベルでの記述が可能です。
例えば、パート名を明示することで、一つの分類子が、複数の役割を演じる様を表現することが可能です。
コラボレーションに基づくコンポーネント表記をすることで(つまり構造化分類子であることにより)以下の表現が可能になります。

1. 1つの分類子から複数のインスタンスを生成

1つの分類子が複数のパート(役割)を演じる

1つの関連が複数のコネクタを演じる

2.インスタンスレベルでの表現が可能(インスタンススペシフィケーション)


図G08