4ー2 コンポーネントの理解
4−2−1 役割レベルのコンポーネント図
先に述べましたようにコンポーネントはカプセル化クラスのサブクラスであり、内部にコラボレーションを表現できます。
そして、インスタンスレベルでの詳細化や、パートやコネクタを使用して役割レベルでの記述が可能です。
例えば、パート名を明示することで、一つの分類子が、複数の役割を演じる様を表現することが可能です。
コラボレーションに基づくコンポーネント表記をすることで(つまり構造化分類子であることにより)以下の表現が可能になります。
1. 1つの分類子から複数のインスタンスを生成
1つの分類子が複数のパート(役割)を演じる
1つの関連が複数のコネクタを演じる
2.インスタンスレベルでの表現が可能(インスタンススペシフィケーション)
図G08